読んだメモ

  • 「落語と私」(桂ベイチョウ)を読む。「芸人の末路憐れは覚悟の上やで」とベイチョウは師匠に言われたらしい。そういえば小沢昭一がコサンジとの会で「コサンジさん!芸人の末路は憐れでまいりましょう!」って叫んでいたっけな、って思った。で、ポプラ社版の本のあとがきは小沢昭一だった。良い本。
  • 「僕の叔父さん網野善彦」(中沢新一)を読む。良い本。本当に叔父と甥の間柄だったとは驚きだった。構造主義っぽく恣意的に作ってしまった構造。その中で自由を求める人間の本能の現れ。まあ、あれこれ興味深い箇所はあったが、書き出す時間がない。