考えたことメモ

  • 「自分語り」をしないなんて文朝って強い人だとつくづく思う。「こう思われたい」とか「こういう人間だと認識してほしい」とかいう気持ちって絶対あるのにしない。オレなんかは怖くてどうしても「自分語り」をして、人からの見られ方を操作したり、実体がないのに立派に見せたくなっちゃうんだけど。鑑賞会が終わって文朝のことを考えていたら、なぜかリンゴ農家の人みたいだなあと思った。ただただおいしいリンゴを作りたくてリンゴ作りに一生懸命でそれ以外のことは何もない要らないというか。名声や地位のためにリンゴを作っていないというか。「リンゴ食べてみてよ」っていう感じで噺をして、信条みたいなことは言わない。「オレがすごいかどうかじゃなくて、リンゴがおいしいかどうか教えて」っていう感じで高座に臨んでるみたいな。だから、文朝の高座は純粋な結晶みたいなリンゴを食べているような気になるのか。厳格で格好がいい。政治家だの宗教家だのとかとは対極の印象。
  • 杉崎ストラップが当たったのはいいけれど、使う気になれない。何のために川柳を送り続けたのか・・・。もう一つ杉崎ストラップを当てれば使う気になるのかもしれない。頑張ってみるか。