観たメモ

• 「パッチギ！」を観た。もうバカに面白くて「イムジンガワーフフフフフー♪」と鼻歌で帰ったくらい。井筒監督の映画を観るのは初めてで、そもそも普段から映画など観ないし、テレビで見る限り井筒監督に好感を抱いてなかったというのもあって。でも、この前テレビでツルベが「パッチギ！」を褒めていて、ネットで検索すると「タモリ倶楽部一派」が皆褒めていて――、じゃあ、オレも観に行ってみようか、と。前半説教臭くどうもこれはオレの一番嫌いなタイプの映画かもと一瞬思ったりして、後半――。文科系の、でも、なんか表現をしたいという主人公にのめり込んでいた。これは主人公の憧れの人、江尻エリカがなんともかわいくて色っぽかったというのも感情移入の原因。ま、ちゃんと観ると、説教臭くなるとそれを茶化したりしていて、笑い。けんかもそう。松之スケだのぼんちおさむだのケンドーコバヤシだの長原探偵（探偵ナイトスクープ）だのが出ていたり。シリアスとクダラナサって実際は同時に現れて、というか笑いが僅差で勝つんかもネェ。あと、人がカテゴリー分けをすることって人を嬉しくさせたりもするし、でも、邪魔になったり失くそうと思わせたりもする。オレも行ったり来たり。まあ、どっちかというと邪魔って思うほうが多いかも。それはそうと最後、話が一つの束にまとまって、少し無理のある展開もナイスエンタテイメントということで。