考えたメモ

  • 新居のある西浦和は繁華な面が皆無で、かといって自然があるわけでも町並みがきれいなわけでもなく、退廃的な郊外だ。で、オレの部屋も新しいわけでも、とりわけて広いわけでもなく、暗い感じがして始めはイヤだった――、寂しい町にあばら屋風情。だが、この部屋に「KB庵」という名前を付けてみたら、驚いた。急に「趣きあるじゃん、味わいあるじゃん」っていう気持ちになった。人里離れたところにこじんまりとした家を構えているんだから、そんな気持ちにもなる。KB庵で句会やれたら最高だ。この夜、このKB庵でHBさんとTH君に手紙を書いた。不便だけど西浦和も悪くない。