観たメモ

  • 録画しておいた「土曜インタビュー」を見た。ゲストは水木しげる。すごい苦労したにもかかわらず水木は何もなかったように振舞うし、ひょっとしたらそれは意識的に振舞っているんじゃなく、本当に苦労など何もなかったように感じている人なのかもしれないなあと思う。インタビューで、中年になってやっと絵で生活ができるようになったことについて訊かれ「絵で飯が食えるようになるというのはべビィの頃から決めていたことだから予定通りエヘ」だの、手を失ってしまったことについては「生きることが一番大事だから特になにも思わんかった」だの、だが、一方で自殺者が多いことには「悲しいことじゃないですよ。死ぬることは贅沢かもしらん。それはそれでいいですよ」と突き放して生きることに伴う苦難やら災厄やらは物の数に含めないんである。引き込まれてしまった。
  • 録画しておいたハロモニを見た。司会は中澤。大人数を仕切るということについては絶対中澤の方が向いていて、具体的には、話を切れるかどうか(場の支配力)という点で圧倒的だと思う。