見たメモ

  • ハロモニSP(7期メンバー発表SP)を見た。結果は該当者なしで、芥川賞かよと突っ込みたくなったし、芸術みたいなものじゃないし手間や金をかけたオーディションで誰も合格者がいないということは、完全な失敗オーディションだったと言ってもいいんじゃねえかしらと思う。あと、なんだかんだこうやって興味を引っ張られたオレからしたら(少なくともハロモニの1時間半)、合格者がいないならもっと早く言えよなあと思う。無駄だと分かって無駄を遊ぶような無駄じゃないから、これはホントの無駄で「贅沢な無駄」とは対極にあるような無駄な時間を過ごしてしまった。でも、次の物語があって、例えば国分だのが這い上がるみたいなストーリーが準備されているのなら、これはとても素晴らしいギミックだ。
  • タモリのダイナマイク(ラジオ)を聞く。仲間内で酔っ払って奇行をする若者に対しタモリは、

あまいねえ。オレくらいの成人の有段者になると飲まなくても尻を出せますからね。

あと、先週印象に残っているタモリの言葉は――、AVのストーリーのつまらなさは納得できないという意見に対し、

まあ、AVのつまらないストーリーは社会の必要悪ための必要悪かもしれないねえ。

価値観に響くようなゆかしい可笑しさ。

  • 「日本のワゲイ」を見る。小三治の「出来心」と「金明竹」。「出来心」より「金明竹」の細やかさやリズムの方にずっと惹かれてしまった。与太郎がおじさんに「失敗」の内容を説明したとき客はひとしきり笑い、それから与太郎は目線をうしろにいるだろうおじさんへ無邪気に移す。それで、もう一度客は笑う。こういう細部の徹底と「金明竹」の軽さがよく合っていて、繰り返して見てしまった。