起きたメモ

  • 徹夜で卒論を一応書き上げて、AM10時ごろから2時間くらい仮眠。なんだか、何冊もサドの本を読んでいると、サドが晩年孤独になったのは、彼自身に原因があって、孤独になるのが目に見えている言動、つまり、サドの「暴力」的なるモノは徹底して社会的に共通している観念(人を結ぶ観念=美徳)に向けられていて、当然、孤独になるのだが、でも彼はそれを「良し」としていて、その寂しさが自分のモノのように思われて哀しくなった。しかし、「性的倒錯者」に共感だの自己投影だのをして哀しくなった自分が妙でもあるなあとも思った。
  • 論文は本日のPM6時までに提出しなければならなかった。よって、昼過ぎから、論文の手直しをしてプリントアウトをしようと思ったのだが、インク切れ。歩いて7分くらいの文房具屋へインクを買いに行き、再度プリントアウトを試みるが、なにせA4の用紙20枚の論文ゆえ今度は紙が切れてしまい、再び文房具屋へ――。まあ、なんとかギリギリ印刷を間に合わせて学校へ行く。
  • 論文はパンチで穴を開け、表紙をつけて提出しなければならなかったが、当然、パンチで穴をあける時間もなく、先生の研究室で穴を開けさせてもらいばいいやと思ったものの「ここにはパンチないよ」と先生。そういうわけで急いで教員室へ行き、穴を開けたのだが、慌てていたために穴がずれて、二箇所穴を開けるはずが片方の穴が紙のふちから半分はみ出してしまい、穴は一つのみ。表紙をつけたもののすごく不安定な出来映え。でも、先生いわく「まあ、しょうがありませんね」。これでオレもなんとか卒業である(きっと)!
  • 最後のゼミ。全員集まったのは最初で最後とのこと。ウダウダ話しているうちに、IT君やらFT君やらFI君やらが、もう最後なんだから卒業記念でみんなでスキーへ行こうとかいう迷案をブチかました。3月1日の夜から3日まで。「行く人、手を挙げろ」との流れに、オレは独り手を挙げないつもりでいると「Kっちゃんどうしたんだよ〜」と言われ、「いや〜オレ、3月1日都合悪くてね」としどろもどろで返したのだが、「Kっちゃん、1日ダメなんだって。2日から4日にしようぜ」となり、もはや断れなくなってしまう。困った。
  • 先生の「テスト期間だとは思いますが、軽く飲みに行きませんか?」との提案。なにゆーとや!と思うが、全員「じゃあ軽くということで」とか言い、断れなくなって、つぼ八へ。名前ど忘れしたけど、その人と犬の話やら猫の話やら(2年間同じゼミだったのに名前うろ覚えだというこの有り様・・・)。無論、「軽く」という約束は破られた。先生に「プロレスの面白さを説明して下さいよ」と言われ、三沢戦での天龍のチョップと他の試合でのチョップの「味わい」の差を説明していたら「KB君は文学部に行けばよかったのにね」と言われる。2年つきあった自分の担当教諭から、「文学部に行けばよかったのにね」と言われるとは――。
  • 帰宅し、ここ数日ほとんど寝てない生活だったので即爆睡。そしたら、AM3時に目が覚めた。