起きたメモ

Wきんしゃち

  • 9時過ぎ起床。あまり寝てないのに朝起床。KM君宅(社員寮)で風呂に入ったりして、荷物をまとめて名古屋へ。
  • ホントは昼飯を食べて別れるつもりだったのだが、朝方食べて寝たせいで胃もたれ状態。栄でだたただ普通に話して別れる。KM君の髪の中に白髪を発見して笑う。なに気取って白髪なんか生やしてるの〜って始めは思ったが、他人事じゃない。ああ、着々と老いていくんだねえ。
  • 一宮に実家のあるIKさんと合流して、IKさんが切符をもらったとかなんとかで「愛地球博」へ。着くや否や五月雨が降りだして――。おかげで空いてくれて良かったのかも。不要なものを無駄に購入(鬼太郎立体絵ハガキとか)。パビリオンなどの感想はまた後日。万博ってつまらないと思っていたけど、普通に面白がっちゃった。PM9時過ぎに退散。
  • 一宮駅に着くとIKさんのお母さんが迎えに来てくれて、IKさん宅へ。「田舎に泊まろう」みたいだ。「一宿一飯の恩義」はKM君からもらった賞味期限ギリギリの大量のウインナーと東京で買ってきたキンツバ。
  • まず、オレが風呂に入れてもらい、次にIKさんが入る。IKさんが風呂に入っている間、オレはIKさんのお母さんと二人でお茶を飲んだのだが、IKさんのお母さんはあまり話す人じゃないらしく二人でポツリポツリ話してすぐシーンとなる。でも、なぜかその「シーン」が心地悪くなかった。IKさんのお母さんの言葉で覚えているものをメモ――。「Mはキライな食べ物ばっかりでご飯作るの面倒やけど仕方ねぇわ」「妹のTは神経質で次の日何かあると寝れんらしいけど、性分やもんね」「お父さんが夜勤の仕事始めたから私も不規則な時間に起きんといかんし仕事減らしてもらったんだわ(お父さんは精神的に弱い人らしくようやく再就職できたらしい)」「おばあちゃんの仕事を奪っちゃいかんからね」「Mはのんびりし過ぎて今の仕事向いてないかもしれんけど続けられるだけ続けとりゃいいわ」。家族ではあるけど「他人」のために明らかに自分の行動を制限している。にもかかわらず、意識せずに、不自由だと思わずに、IKさんのお母さんは当たり前のように行動をしている。死んじゃったり老いたり自分の思い通りの生き方ができない苦悩だったり、個人の避けられない苦しみを克服するには、(IKさんのお母さんの場合は家族だけど、そういう)愛する他者が必要なんだなあと思った。自分の苦しみを二の次にしてしまうような人。これはオレに徹底的に欠けている点だ。あと、その苦しみを逃れるために宗教や観念的なものに頼るっていうのはズルイんじゃねぇかってなんか思う。宗教のためなら命も惜しくないとか。そう思ったのは、今飲んでいるせいなのかもしれないけど。
  • 寝床で絵ハガキを書いたり、俳句を作ったりしていつの間にかウトウト。こう思った日は、ホントは家族に絵ハガキを出せばいいのにウトウト。