観たメモ
末広亭昼席トリ〜夜席途中
- マンダラーズ(アロハ)/コリュウシの歌が妙な色気をプンプンさせながら普通に上手で。カラクもヨボヨボだったけど普通に上手いし(サンシンは微妙)。45分くらい。カレーで満腹になっちゃっていたので、ボンヤリしながら楽しむのにとても良い出し物だった。
- ユウバ(粗忽の使者)/この人のやりかただと植木屋と武士との関係性が分からないので、植木屋が粗忽の尻をつねるオカシ味が半減してしまう。CDで聴いていたのでシンチョウのすごさが身にしみてしまった。
- ユウシロウ(真田小僧)/寝ちゃった。
- ユウノスケ(浮世床)/寝ちゃった。
- ローカル岡(漫談)/命の削り方がすごい。寄席がないと生きていけないような、細い糸で世の中とつながっている人のコワサ。でも、普通に笑った。
- エンジャク(転宅)/声が太い。泥棒が戻ってきて、タライが軒先にあるかないかがウチに入って良いか悪いかの合図で、そのタライは話をスムーズにしていて良い工夫だと思ったが、誰の工夫か。
- マドカ(漫談)/噺家の死に方について。声がフニャラカしていて聴き良い。だから、次はちゃんとした噺を聴いてみたい。
- キラク(曲芸)/傘の芸は今まで見た中でこの人一番上手だって思った。
- ライゾウ(子ほめ)/楽しんだ。
- モモタロウ(リュウショウ物語)/最前列の女の子(小学3年生)に、下ネタを言ったあと「どう?分かった?」って数回訊いた。ヒドイ・・・、けど笑っちゃった。へへ。でも、幕が下りるとき、モモタロウがその女の子に優しい顔で手を振っていて、微笑ましく思った。ボソボソ、楽しんだ。この人は名誉や権威に弱い感じがする。
- 歌春(あわびのし)/途中まで。笑顔がウルサイ。
- ひでややすこ(漫才)/奥さんが「お父さん」って素で言っちゃって照れてた。他にも台詞が飛んだり、そういうのを笑ってもらったり素人っぽい感じ。
- ショウタ(権助魚)/楽しい!権助の言葉使い(田舎言葉)は不完全なんだけど、不完全でも権助の人格がバッチリ分かる。ショウタの人間性にマッチしている権助で。楽しい。満足。