観た・聴いた・読んだことメモ

  • 「らくだ」(松鶴)を鶴瓶の前に聴いてみようと思い、聴く。荒っぽく感じた。キャラも、大家だのが態度を変えるシーンなど特に雑だ。後半は素でできちゃっている。雑じゃない方がいいというわけじゃないんだろうなあ、と思う。
  • 「鈴ふり」「ざる屋」(馬生)を聴く。扇橋的な良さ。かわいいというか(特に女の子が)。例えば、「ですな」の「な」の音が高くなるところ。あと、微妙な滑舌の悪さ。「まわり」が「まあり」になったり「としより」が「としよい」になったり。それから、「ざる屋」と「米揚げ笊」が同じ噺だということを知った。
  • おもいっきりテレビをいいとも!のCM中なんとなく見てみる。

みの「マイタケと一緒に食べると心臓にいい、鼓動にいいモノは何!?」
大村崑「マエタケといったら巨泉しか思いつかないなあ」
(全員黙殺)

笑ってしまった。ちなみに、この問題の答えは「ニンニク」。

第10回研鑽会に行く。

【番組】

  1. はん治(鯛)/寝てしまう。
  2. 雀三郎(天王寺詣り)/MG君褒める(出店の部分)。オレの知識不足なだけかもしれないが理解できない笑いが多かった。
  3. 円楽(浜野矩随)/豪快過ぎてHK君の実演を髣髴とさせる。最後、涙を流していたようだが観客との温度差が著しい。あと、道徳というか偽善というか「目を見て話せ」とか、違うバージョンがあるにもかかわらず矩随の母を自害させ、「素晴らしい死にっぷりだ」とか。異端。それから、言葉につまってしまい自分で咄嗟に捻り出したであろう表現もなんだかチンケで「嘘をつくような野郎は・・・しでえ野郎だ!」など陳腐なものが多いのも驚いた。クスクス笑いをしていると隣のANさんにつつかれた。でも、ANさんはオレ以上にクスクス笑いをしていた。でも、元気そうでなにより。貴重な人だ。
  4. 鶴瓶(らくだ)/工夫が多い。しかも、その工夫が浮いていなくて世界観を自然に補助しているように感じた。らくだの髪を剃るためのカミソリを熊に隣の長屋へ取りに行かせたり、乞食が焼かれる場面でスルメを焼き乞食が「熱い!」というのをスルメのせいにしたり。得した気持ち。紙屑屋と熊の地位が代わる器用さや、荒々しさもあって1時間半が短く感じられた。でも、MG君が最後ある台詞が抜けていたため誰が誰の台詞を言っているのか少し混乱したとのこと。確かに。MG君の記憶力に感服。