観たメモ

  • 34丁目の奇跡」を観た。始まって数分は違和感があったが、そのあと数分は凄いと思い、でも、そのあとはストーリーの先が読めるし歌はストーリー上なくてもいいのに歌うものだから退屈になってしまった。あと、一言一言が軽くて普段の感覚(落語とか日常会話とか)と乖離しているので、それが感情移入を妨げた面もあり、でも、退屈を紛らわせた面もあり――。役者については宝田明が味があって感心したし愛華みれも宝塚で鍛えられていたという感じがあったが、鈴木愛理が邪気のない声で、演技もできていたしいつの間にか心奪われてしまい応援してしまっていた。客層はほとんど愛華ファンのおばさんで、その超アウェーの中、カーテンコールのとき一人の愛理ヲタが「愛理ー!」と叫んで会場を「何、今の?」とザワザワさせた。よくやるなあと感心してしまった。まあ、なんだかんだ楽しんだ。