読んでいる・見たメモ

  • 「脳の中の小さな神々」(茂木健一郎)を買って、半分くらいまで読んだ。クオリアという主観的に感じた意識(?)について脳科学者が語っている本で、オレは面白く感じたんだけどなんでだろうか。なんか科学と主観が繋がるというのが励まされる感じがするのである(これクオリア)。近いうちに社会に出て、クオリアのような主観的なものより、社会的で客観性のある価値が優先される恐怖を癒してもらえるように感じたんだろうなあと思う。教養とかの面白さじゃなく、主観的に面白いと思った。

脳の中の小さな神々

  • 徹子の部屋(ゲスト木久蔵)」を見た。木久蔵が彦六伝(たぶん)の一部分をやって、もうじきオチかなというときに徹子が喋りかけた。さっき書いた本によると、ある行為をした本人の脳の反応と、それを見ていただけの人の脳の反応は同じなんだという。そのあと、誰の行為かラベル貼りが行われるらしい。徹子はこの脳の反応がユニークなんだろうなあ、なんとなく思う。あと、木久蔵が客や徹子を笑わせたのち(これクオリアの作用)、徹子はすかさず客観的にその笑いを説明する。笑いの魅力を即半減させる徹子の行為は、そうとうトンチンカンなものなんだろうと思う。でも、オレはこういうのにわりと好意的だ。