れいなとの同棲メモ

  • 夕方帰宅してしばらくすると、れいなが学校から帰ってきた。「おかえりー」と言うと、れいなはニッコリ笑った。そして、ため息。で、目が合うと笑顔。なんかあったんだろう。仕事のことか学校のことか漠然とした悩みか。「考えごとあるの?」と訊くと「なんゆうとやー」。そして、「娘。のことでも悩んどぉけど、それよりK引っ越すやん。だから、れいなどうしたらいいんとかいなって・・・」。確かにそうだ。「心配しないでいいよ」と言ってはみたものの、心配でたまらないのはオレの方かもしれない。