読んだメモ

  • 「背中まるめて」(小沢昭一)を読んだ。内容的には3部に分けられて、食、演技のコツ、自伝――。その中でも演技については読み応えがあった。あと、放浪芸には芸能の本物性が潜んでいるが、小沢はまだ自身にはその本物性が欠けていると自戒し、逆に、ニセモノ性を追求しようと思うが、タモリのような人がいて敵わないという。で、タモリを注目しているんだそうだ。意外だなあと思う反面、分かるなあとも思う。10年近く前の本。